Ganjapa

「Ganjapa」と呼ばれるインドのオリッサ州(英語: Odisha、旧名称の英語: Orissa)の伝統的なプレイングカードです。
前回紹介した「Mughal Ganjifa」の一種ではあるのですが、オリッサ州ではインドの他の地域とはかなり異なる発展を遂げました。

基本的にはスートの種類やカードの枚数は変わりませんが、コートカードの大臣は叙事詩『マハーバーラタ』(Mahābhārata)の英雄アルジュナ(Arjuna)、王はクリシュナ(Krishna)の化身で9種の動物からなる生き物 Navagunjara に置き換えられています。


Ganjapa


Ganjapa


Ganjapa


Ganjapa

上記の画像では上段左から「金貨」、「手形」、「布」、「ハープ」、下段左から「銀貨」、「クラウン」、「奴隷」、「剣」の順に並べています。

追記:
「Ganjapa」だけでなく、他の地域の「Mughal Ganjifa」についても言えることですが、スートの数が8ではなく、10や12などのデッキも存在するようです。その場合も、各スートが1~10の数札と2枚のコートカードで成り立っている点は変わりません。

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