「ローゼンワルド・シート」と呼ばれる未裁断のシート(ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー所蔵)を元に復元されたタロットデッキです。作成者は Lady Heather Hall。カードのサイズは概ね 5cm× 8.7cmと小振りです。
オリジナル版は「ブダペスト・タロット」と同じく1500年頃に作成されたと考えられています。
元となるシートには不足しているカードもあるため、ある程度は推測に基づいています。例えば、カードの枚数がマルセイユ版タロットなどと同じ78枚であったかも定かではありません。ミンキアーテのようにもっと枚数が多かった可能性もあります。
追記:
彩色されていないため随分印象は異なりますが、Tarot Sheet Revival による復刻版も発行されています。こちらはフルデッキで82枚の構成となっています。