天正かるた

『銀花』という季刊誌(第百二十四号)の綴じ込み付録として提供された「天正かるた」の復刻版です。カードのサイズは概ね 4.2cm× 8.1cmと小振りですが、これでも原寸の 1.5倍だということです。

「天正かるた」は、「ドラゴンカード」と呼ばれる16世紀のポルトガルのカードを元に作成された日本最古のカルタです。現存するカードは1枚のみですが、版木が残っているため復刻が可能であったようです。


天正かるた


天正かるた


天正かるた


天正かるた


天正かるた

オリジナル版は、パウ(棍棒)、コッフ(聖杯)、イス(剣)、オウル(貨幣)をシンボルとする4つのスートで構成され、それぞれ1~9の数札と3枚のコートカード(女従者、騎士、王)が揃っています。この復刻版では、各スートの10の数札と道化札2枚が創作して加えられています。

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